乗鞍へGo!

1999年8月7日 晴れ

 

最近育児も一段落ついて、多少は余裕が出てきた事もあり、

月に一度「パパの日」を設けることになりました。(当然ママの日もあり^^;)

DRの整備や、CRMのメンテや、不調だったジョルノの修理など、

やる事は山のようにあったのですが、現実逃避するべくツーリングに行く事にしました。

初めは高速を使い、信州の方まで行こうかとおもったのですが、

高速料金を見てビックリ。思いのほか二輪車の高速料金は高いんですね。

仕方がないので下道を走って、乗鞍方面に行く事にしました。

今まで通った事のない、「上高地・乗鞍林道」を目標に決定。

せっかくの月一のパパの日ですから、存分に走らなければいけません。

と、いうことで朝の5時から出かけることにしました。

まだ薄暗い早朝にDRを引っ張り出し、少し離れた所でエンジンを始動(うるさいので)。

早朝の道路は車も少なくてとても快適。一気に距離を伸ばします。

山間部にさしかかると、真夏というのに結構寒い。ブルブル震えながら山道を走ります。

もう少し暖かかったら、ワインディングも楽しめるのに、寒すぎてそれどころではありません。

高山辺りにさしかかる頃はすっかり日も昇り、観光の車が増えてきました。

ようやく暖かくなり、快適に乗鞍方面を目指します。

観光の車はほとんどが「乗鞍スカイライン」か「安房トンネル」の方へ行くので、

安房峠に入った頃にはほとんど車を見かけなくなりました。

ヘアピンカーブの連続する安房峠も、車が通らないと快適です。(車も油断するのでキープレフトは必須)

峠の頂上にあった土産屋は、なくなってしまったんですね。

長野方面に向かって下り出してしばらくすると、目的の上高地・乗鞍林道への分かれ道が出てきます。

ここでちょっと朝飯。コンビニで用意した朝食を取ります。しかし誰も通らない^^;

上高地・乗鞍林道は、安房峠から白骨温泉、乗鞍高原を抜け、開田村方面に通じる有料道路です。

林道という名がついていますが、ちゃんと舗装されています。

しかしあまり車は通りません。

山の中腹あたりをクネクネと走って行きます。

白骨温泉や、乗鞍高原辺りでは、さすがに観光客がたくさんいます。

涼しくて、眺めがよくて、とても快適です。

途中に無料の温泉があり、のんびりつかりたいところですが、今回は時間の都合上素通りです。残念。

クネクネとした1.5車線くらいの山道を、延々走ります。

ようやく県道に出ると、今度は野麦峠を通って岐阜県側に向かいます。

しかしこの野麦峠も上高地・乗鞍林道と同じような感じの道。

朝からずっとクネクネしっぱなしです。(でもちょっとうれしい)

途中峠の頂上辺りには、「野麦峠の館」などがあります。内容は、?。

野麦峠も下るころ、スピードメーターが動いていないのに気づきました。

止まって見ると、ケーブルがメーターの所で抜けていました。

どうやら振動で緩んだようです。ケーブル切れじゃなくてよかった。

ケーブルをはめなおして、出発。

高根ダム湖畔を走る国道361号に出ます。

広い国道をしばらく行くと、朝日村の辺りから久々野町に抜けるダートがあるようです。

せっかくだからダートも走りたいが、ブーツを履いてきていないので、長距離やハードな林道はちょっとまずい。

でも、地図を見る限りでは、丁度よさそうな林道です。

早速国道からそれてみましょう。

車も通るようなので、比較的フラットな林道です。これならDRでも走れそう。

気持ちよく走って行くと、なにやら工事中のようです。

どうも道をきれいにしているみたいです。どんどん舗装されていくんですね。

工事現場を抜けると、きれいにならされたフラットダート。

きもちよく林道を抜けて、国道41号に合流。

時間も昼下がりになり、かなり暑くなってきました。途中ドライブインで少々遅めの昼食を取ります。

この辺りからは、よく知っている道なうえ、むちゃくちゃ暑くなってきたので、

ただただ帰りの道中を消化するだけといった感じです。

真夏の真昼の走行は、まるで拷問のよう。

ひたすら走っていないと耐えられないマグロ状態です。

午後3時ごろ帰宅。総走行距離420km。

無給油で走りきれるDRは、ツーリングにはもってこいでした。

 

ソロツーリングは融通がきいていいのですが、どうも淡々と走りっぱなしになりがちです。

時には考え方の違うライダーと一緒に走るのも、また新しい発見があって楽しいかもしれませんね。

次回のツーリングはいつになるか分かりませんが、また楽しい発見が出来るようなツーリングをしたいですね。

乗鞍高原辺り。白樺の木が高原に来たことを実感させてくれます。

 

 

 

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